Growing Up
ググるなんて言葉はなかった時代、
足運び目で確かめ感覚で選ぶということをやらざる得なかった。
中学生の終わり頃伸び始めた身長は170センチ。
このままバスケットボールを続ければいい選手になると言われたが全く興味は無かった。
高校では帰宅部。
そのまま自転車を走らせバイトへむかう。
とにかくお金を稼いで欲しいもの見たいものやりたいこと沢山あった。
小中学校と目立つグループの中に存在し続けイジメとは縁遠かった。
高校に入って出来た新しい友達も学校では目立つ存在。ただ入ってわかったのだが校則の厳しい高校だったので真面目な人が多く沢山の友達は出来なかった。
高校2年生のクラス替えで友達と離れ離れになり休憩時間は本を読んでただ学校が終わるのを待つ生活になった。
私はバイトで得たお金で観たかった映画
着たかった服
読みたかった雑誌や小説
行きたかったCDショップで探す素晴らしい音楽やライブ。
そんな自分の好きなものを確立し始め
より個性が強くなっていった。
クラスメイトは冷めた目で見ていたのか
興味があったけど話しかけられなかったのか
その時はその他大勢の人たちのことは全く興味が無かった。
1997年。高校2年生の夏、あるコンパが開催されるのを耳にした。小学校のときの初恋の男の子主催でコンパをするという。会ってみたかったので呼ばれてないのに参加したw
バイト前にちょっと寄ってみよう…なんて感覚だった。
そこに居たのが初めて彼氏になったジョンだった。
コンパ言えばお決まりのカラオケ。
勿論ノンアルコールw
自作のスカートを履きDCブランドのTシャツを着てJUDY AND MARYを歌う私。
今考えるとへんてこだ。
ジョンはGREEN DAYのバスケットケースを歌った。
洋楽を聞き始めていた私もGREEN DAYはよく聞いていたので
あーー、知ってるよと少しだけ盛り上がった。
何時間かしてバイトの時間になったので先に帰ろうとした私。
ジョンがこれもオススメだよ、と差し出したCD。
Hi-STANDARDのグローイングアップ。
当時ウォン・カーウァイの恋する惑星にハマっておりその中の挿入歌のThe Mamas & the Papasの夢のカリフォルニアが大好きだった私は曲名を見てすぐに飛びついた。
その後簡単にポケベルの番号を交換し付き合うようになった。
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